薬学部の見学

解剖学実習の見学には医療系の大学や専門学校など多くの学校が来ます。今日は今年の最後として日本大学薬学部学生280名が見学しました。学部長の草間先生自ら学生を引き連れてきてくれました。

医学部歯学部以外の医療系大学での解剖学は、講義と教科書の勉強で終わるのが普通ですが、日本大学薬学部では松戸歯学部と連携して解剖実習見学を取り入れています。薬学部の学生にとっては薬の作用機序や製薬技術などがメインの勉強となりますが、人体の構造もその基礎としては大切なことになります。実際の臓器の肉眼的構造も見ると見ないでは大きく違います。具体的な人体の構造を知ることにより、人体への理解が一層深まります。

それにもまして重要なのは、解剖学での献体の意義です。実習見学は一般の社会人からの献体が、医学教育を支えているということを知る大きなチャンスです。薬学部も6年生になり、病院実習などで患者と直接的に接することになります。医療現場に立つということは医療に必要な倫理をわきまえていないとなりません。献体という社会的行為を現場で見ることは、医療倫理のもっとも根源的な部分を知るということです。そういう意味で学生にとっては大変意義のある教育ではないかと思います。

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