新刊紹介 22 日本経済の勝ち方

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東京大学特任教授、畏友村沢義久氏の新著です。村沢教授とは学生時代(東京大学)ボート部で一緒でした。私は2年の秋、学生紛争などの理由で辞めましたが、村沢教授は4年間漕ぎ続け、東京大学対校エイトのメンバーになりました。工学部卒業後は、スタンフォード大学、留学、ゴールドマンサックス証券などを経て、国際派経営アドバイザーとして活躍しました。2005年からサステイナビリティー学連携研究機構に所属する形で東京大学にもどり、現在は大学ブレーンの一人として活躍しています。

本書は日本の経済の現状を踏まえ、将来の日本をどのような経済体制にしてゆくのかを問う著作です。まず昨年の金融危機の実態はどういうものであったのか、専門の立場から易しく解説されています。次いで現在は20世紀型文明が行き詰った時代であり、それはガソリンを燃やし、炭酸ガスを排出する車社会に象徴されていると主張します。

そして将来のエネルギーは、太陽光発電と電気の新しい応用技術の組み合わせであると喝破します。この組み合わせこそが200年前の「燃やす産業革命」から人類を解放し、新しい「燃やさない産業革命」への扉を開く鍵になる、ということです。

電気自動車の無限の可能性、ソーラーパワーのエネルギー、などどうしてそちらに移行しなければならないのか、ということが本書できわめてわかりやすく解説されています。

先日麻生総理も言っていました。将来のエネルギーの第一として太陽エネルギーを考え、日本の産業構造を変えてゆくという趣旨を述べていました。おそらく村沢氏の助言や発言も日本政府に大きな影響を与えているのでしょう。

村沢教授の近著には「地球温暖化のわかる本」があり、去年の1月29日の本ブログの記事で紹介しました。一緒にご覧いただければ幸いです。

村沢義久著 「日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命」 文春新書 平成21年3月20日刊 800円 

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