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新刊紹介 その1 「歯並びのよい子に育てるために」

2007/11/28 19:55
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友人の倉冶ななえ先生が新しい本をお書きになりました。お母さん、子供向けの啓蒙書です。

「歯並びのよい子に育てるために ━子育て歯科医からお母さんへ━」
(若葉出版、デンタル・コミュニケーション・ブックス) です。

「子どもはだれでも、健康になれる力を持っています。体も、心も、そして口腔も同じです。もともと持っている『健康になる力』を損なうことなく、生活習慣や子育てのしかたを見直すことで歯や口を健やかにはぐくんでいきたい。それが『子育て歯科』の願いです。」

前書きの冒頭の言葉です。先生は「子育て歯科」という領域を開拓され、その分野で様々な提言をしています。小児歯科とか矯正歯科という学問分野とは別にお母さんが行う「子育て」の中でのこどもの歯やあごの成長、口腔機能の育成などを手助けしてゆく、それが「子育て歯科」だ、と言っておられます。

「子育て歯科」の立場は、こどもの歯や口だけでなく、食育、生活習慣、さらにはお母さんの育児法、家庭生活などにもアドバイスしてゆく、というある意味で歯科医の立場を超えた、新しい領域を目指しています。

この視点は一般の歯科にも必要なことかもしれません。歯科医は歯だけを治療するのではなく、その人の生活や家庭など歯の病気を取り囲むさまざまなファクターに対し、カウンセラー的な役割が求められているということです。

かわいいイラスト入りで面白いトピックがいろいろあります。
「母乳は最初のあごの運動」
「あごを育てる和風の食卓」
「日ごろの姿勢があごの形を決める」などなど。

「現代っ子の永久歯は、大きくなっている!?」というページでは、松戸歯学部解剖人類学講座のデータが引用されています。「小学生からでも、歯列の幅が広がります!」というページでは同じく矯正学講座のデータが引用されています。正しい科学的データに基づいているのもこの本の特徴です。

先生には「Drななえの予防歯科」という楽しいホームページもあります。開いてみてください。
http://www.drnanae.net
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眼窩底骨折

2007/11/27 11:54
よく眼底骨折ともいわれますが、正式には眼窩底骨折と言います。眼の底ではなく、眼窩という骨の箱の底板のことですから。

ここも顔面部の外傷が頻発するところです。眼窩は前だけが開いた箱のような構造になっています。中には眼球、脂肪、筋肉など軟部組織がありますが、これが前方から強い外力を受けるとその衝撃は構造的に弱い骨部を破壊します。

眼窩の上はと外側はそれぞれ前頭骨と頬骨の比較的厚い骨壁があります。しかし、下の壁と内側の壁は薄く、ここが破壊されることがあります。これが眼窩底骨折です。

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上は模型で眼窩を構成する骨を示します。眼窩は狭い部分ですが、このようにたくさんの骨でできています。

下はこの眼窩底部を蛍光灯に透かしてみたところです。上の写真とは逆で、右が前になります。内側壁(篩骨)と下壁(上顎骨)が明るく、光に透けて見えていますが、これでこの部分の骨が薄いことがよくわかると思います。厚さは0.5mmぐらいです。

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眼窩底の下は上顎洞という大きな副鼻腔になっています。骨折が起こると、ここに眼窩の脂肪や結合組織、時には筋肉が落ち込んでしまいます。

CT画像などはこちらを見てください。
http://www.ebara-hp.ota.tokyo.jp/houshasen_fukinuke.html

上顎洞は上顎洞炎(蓄膿症)の好発部位で耳鼻科では重要な部位です。人間で大きく発達した空洞ですが、あまり役立っている器官ではないので英語で unwanted space と言われています。眼窩底骨折が起こるという観点からもこの副鼻腔は「無用な空間」と呼ばれてしまいそうですね。

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頬骨骨折

2007/11/24 20:44
頬骨の骨折もスポーツでは多いケガのひとつです。この骨も上から見ると前方の顔面部と側方の側頭部の角に当たるところにあるので物がぶつかりやすく、ケガが良く起こる場所となります。

ここには頬骨という独立した骨があります。前が上顎骨、上が前頭骨、後ろは側頭骨頬骨突起に接しておりいわゆる頬骨弓を構成します。

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前や上の接合部には力学的に弱く、骨折の多くはここが離開します。ここは眼球を保護する壁の一部にもなっているため、骨折によって眼の機能にも障害が現れます。

頬骨弓の骨折は直接外力によって起こります。眼の症状や感覚障害は起こりませんが、その内側にある側頭筋を傷つけると、開口障害を起こすことがあります。

頬骨は日本人を含む東アジア人では突出しており、頭部の骨格で人種の区別をする際には重要な特徴になります。頭の計測に「顔面平坦度」と言う角度の計測がありますが、頬骨が出っ張っていて、鼻が低いと平坦度が高くなります。

下は沖縄の港川という所で発見された日本最古の人骨です。縄文時代より前の約1万5千年前の頭蓋骨ですが、アジア人の特徴である頬骨の突出が見られます。

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今の美容の世界ではあまり頬骨の出っ張りは好まれません。わざわざ頬骨を削って綺麗な顔を作ると言う美容外科手術も盛んに行われています。アジア人の遺伝子なんですが・・・・。
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鼻骨骨折

2007/11/22 18:50
昨日のサッカー、北京オリンピックアジア最終予選はすごかったですね。よくぞ強豪サウジアラビアと引き分けました。あっぱれの一言です。反町監督のインタビューも興奮していて、絶叫調でした。感激が伝わってきました。

主将の水本裕貴選手はベトナム戦で鼻骨を骨折し、この日は痛々しいフェースマスク姿でしたが、大活躍でした。読売新聞3面には教え子から病床の恩師へという見出しで、オシム監督への感謝の気持ちをこの試合にぶつけた、というインタビュー記事がありました。

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それにしてもサッカーには鼻骨骨折というのが多いですね。4年前になりますが宮本恒靖選手が鼻骨骨折のため、フェースマスクをして競技しているのを初めて見ました。あれはとても印象的でした。その後時々他の選手でも見かけますし、今回は水本選手です。

鼻骨は平たんな顔から唯一飛び出した部分で、しかも薄い骨でできているので骨折しやすいわけです。下の写真はわかりやすいように模型で鼻骨を示しています。鼻骨は左右の眼窩の間、前頭骨の下、左右の上顎骨前頭突起に挟まれていますが、模型ではわざと少し鼻骨を上顎骨から外して斜めにしてあります。

実際にこのように外れることは少ないと思いますが、衝撃で折れてこのような状態になります。体表から見ると鼻が曲がって見えます。また鼻骨の先端のほうが折れて、鼻腔側に凹むことはことはよくある鼻骨骨折です。また、上の方の鼻根部が中の方へ陥没することがあるそうです。

このフェイスマスクにより、鼻骨への衝撃を和らげるとのことですが、素人目にはいかにも薄く、もしボールが直撃したらいくらマスクをつけているとはいえ鼻骨には衝撃があるでしょうね。宮本選手がつけていた時アメリカの記者がバットマンとか言ったそうですが、確かに悲壮な迫力がありますね。


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解剖学と文学 4

2007/11/21 18:42
ほとんど知られていないと思いますが、若いころ読んで印象的だった本があります。三島 霜川(みしま そうせん)の「解剖室」です。

三島 霜川といっても現代での知名度は皆無かと思いますが、明治時代の作家です。富山県の医者の家に生まれましたが、文学を志し上京、22歳の時、出世作「埋れ井戸」を発表し、さらに明治40年に「解剖室」と「平民の娘」が好評で迎えられ、中堅作家としての地位を得た、という人です。

明治時代のある大学の解剖学実習で、ある日若い少女の解剖が行われることになり、学生たちが大騒ぎするところから始まります。物語は冷徹な科学の信奉者であり、かつ手早く鋭い解剖技術を持った教授が登場し、その少女を解剖することになりますが、いつものようにはいかない、遺体を前に動けなくなる・・・。

短い小説ですので15分ぐらいで読めます。明治の文体にも味があります。
つぎのURLを参照してください。

http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person22.html

便利な世の中になりましたね。本屋に行かないでもタダで本が読めるのですから。

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解剖学と文学 3

2007/11/19 20:03
ドクトルマンボウこと北杜夫も芥川賞を受賞した作家です。われわれの若いころ、遠藤周作と並んで硬派、軟派を取り混ぜていろいろな随筆や小説を書いて楽しませてくれた作家です。

東北大学医学部出身ですが、父である歌人で精神科医の斉藤茂吉の影響を受け、無理やり医学部に行かされたそうですが、その自伝的エッセイが「ドクトルマンボウ青春記」です。

旧制高校の思い出やエピソードがたくさんありますが、「医学部というところ」と題して医学部時代の経験を書いています。中でも解剖学の思い出もたくさんあるようで、いろいろ出てきます。

「(解剖学名の)中にはとんでもない長いやつがある。たとえば首のところを斜めに走っている重要な筋肉は、ムスクルス・ステルノクライドマストイデウスという(私はあんまり癪にさわって、「幽霊」という最初の長編の中にこの名をわざわざ使用したことがある)。これがもっと小物になると、ブルザ・トロアンテリカ・ムスクリ・グルティ・メディ・ポステリオールなんて、どこの貴族だか乞食だかわからないような名が出現する。」

解剖学に初めて接した医学生の驚きがユーモアたっぷりに描かれています。解剖学のある種の狂気の部分を冷めた目で見られるのは作者自身が医学が第一志望でなかったことや文学に自信があったから出来る事なのでしょう。

この次には坐骨神経の話が出てきます。父斉藤茂吉に医学部で勉強しているかどうかを試される場面で、「坐骨神経の枝を言ってみろ」と言われます。あわてて思い出そうとしますが、いくつかの枝のところまでで後が思い出せない。父はその様子を見て立腹し始めた。その後が傑作。父も思い出せないのでさらに怒る。しかし。そうこうするうちに父がなんとその名を思い出してしまったのである。

「何十年前のことをおれがおぼえているというのに、現役のおまえが知らぬとはなにごとだ!」
ああ、憎気も憎き坐骨神経よ。・・・・・・・・

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解剖学と文学 2

2007/11/16 19:43
1988年の第100回芥川賞は南木佳士の「ダイヤモンドダスト」でした。南木佳士は佐久総合病院に勤務する医師で作家です。ダイヤモンドダストは死と日常的に直面する医師という職業から見た矛盾について書いた小説でしたが、その後「医学生」という小説も発表しています。

こちらは解剖学実習で同じ班になった4人の医学部時代から中年になるまでの軌跡を追った作品でそこに著者自身が投影されているというものです。解剖学実習や解剖学の試験の様子などがかなりのスペースを割いて描写されています。遺体や死に対する考えがいかにも学生らしく赤裸々に、というか正直に描かれています。そのあたりも作者の意図なのかと思います。

指導する教授もいかにも朴訥な感じで登場します。あまりいい印象の描き方ではありませんが、モデルがいたのでしょうか。気になるところです。

ある種の挫折感を持って入った医学部、その中で悩み、考え、挫折しながらも、何とか医師として一人前になって行く青春群像、といったところでしょうか。

最後に著者あとがきがあります。
「若いころに捨て去ったはずの故郷が、ある年齢になるとたまらなく懐かしくなったりする。「医学生」執筆の動機は正にこの感情であった。 ・・・・幸か不幸か、秋田大学医学部は型枠の基礎すらできていない段階だったので私は自分で自分を作るしかなかった。このあたりに作家としての出発点があったような気がする。そこに思い至るとあれほど嫌っていた秋田での生活がなんだかたまらなく懐かしくなり、あれはあれで貴重な青春だったのだと了解できるようになった。・・・」

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歯の人類化石

2007/11/14 13:23
昨日の夕刊に古い人類の歯の化石が発見されたという報道がありました。次のサイトを見てください。

http://www.asahi.com/science/update/1113/OSK200711130015.html

京都大学自然人類学研究グループは2005年、ケニア中央部のナカリ山周辺で大臼歯3本がついた右の下顎の化石を発見しました。990万〜980万年前にいた類人猿化石とみられ、ヒトとゴリラやチンパンジーなどの類人猿の共通祖先だそうです。

この新発見には美談がついています。この化石は、かつてこの調査隊に参加し、不慮の死を遂げたナカヤマさんという方の名前をとってナカリピテクス・ナカヤマイと命名されたということです。

下顎骨には大臼歯が3本付いていますがかなりすり減っていて、一見、比較的最近の人間の歯のように見えます。もっとも、スケールに比較して歯全体が大きいこと、後ろへ行くほど歯が大きくなっていることなどは人間とはかけ離れていますが。

ちなみに下がゴリラの歯の模型です。主として葉食なので咬頭がとんがっており、臼磨運動はあまりしません。化石のゴリラは臼磨運動をしていたのでしょうか。

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実習テスト

2007/11/12 19:34
今日の実習テストの解答です。

1.下唇動脈▲   2.側頭筋   3.頬筋   4.後頭動脈   
5.横隔神経   6.前斜角筋   7.迷走神経  8.下頭斜筋▲
9.横隔膜  10.内肋間筋   11.関節円板(胸鎖関節)
12.上後鋸筋●  13.内腹斜筋  14.下腹壁動脈 15.最長筋
16.中殿筋  17.橈側皮静脈  18.上腕二頭筋短頭▲
19.縫工筋  20.半腱様筋●

●は特にできの悪かったもの、▲は悪かったものです。

今回のはコテ調べです。後半に向けて頑張りましょう。

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解剖学と文学

2007/11/10 14:02
解剖実習も佳境に入っています。今が面白いところで、またレポートなど大変な時期でもあります。

解剖学を題材にした小説や体験記がいろいろあります。古くは魯迅の有名な「藤野先生」から最近では南木佳士の「医学生」など、随筆など含めると相当数に上ると思います。一度医学を学んで文学に転身した作家は医学的内容の題材が多くなります。渡辺淳一もそうですね。北杜夫にもあります。それらの作品の中には必ずと言っていいほど解剖学実習のが出てきます。やはり教育の過程での解剖学のインパクトは大きいのでしょうね。

魯迅は中国の国民的作家ですから普通の中国人でも「藤野先生」は知っています。日本では医学関係者以外にはこの作品はあまり知られていないようですね。「藤野先生」は魯迅が東北大学医学部で学んだ時に出会った解剖学の教授をそのまま題名にした小説で、とても短いものですが、藤野先生の中国人留学生魯迅に対する教育的熱意、魯迅の母国に対する愛情、医学から文学へ転身する決意、藤野先生に対する深い感謝の気持ちなどが凝縮して表現されており感動的な作品になっています。

われわれ解剖学者としても藤野先生のような情熱を持って指導に当たらないといけないと読むたびに反省させられます。下が魯迅です。「藤野先生」は短いのでネットで全文が掲載されているサイトがありますのでまだ読んでいない人は探してみてください。

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子どもの人体教材 2

2007/11/08 16:01
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3月5日に紹介した子どもの人体教材も骨格や内臓が完成しました。これから筋肉が送られてきます。いろいろ人体のパーツが増えてくるとだんだん重くなってくるし、くっつきにくいところも出てきます。本当に無事完成するかどうか心配です。

しかし、全体的にはよくできた模型ですね。ちゃんと背骨の棘突起もあるし、椎間円板もあります。子供はやはり体験が大事ですから、これをやって人体への関心が深まればいいですね。

一般に人々は病気にならないと自分の体のことには関心が出てこないようですが、もっと自分の体のことを知っていれば適切な病気の予防も可能でしょうし、無駄な医療を受けなくても済むと思います。解剖学や生理学、基礎的な医学は義務教育や高校の過程でももう少し充実させてほしいですね。

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一冊定価:1190円 サイズ:A4 出版社: アシェット・コレクションズ・ジャパン
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長寿の記念日

2007/11/05 19:30
3日、4日の連日で長寿のお祝いの会に出席しました。3日は77歳になった元国立科学博物館で活躍された2名の人類学者のお祝いでした。喜寿とは、「喜」を草書体で書いた時、七という字を重ねたように読めることから来ています。お二人とも若く、70歳かそれ以下に見えました。今も引き続き人類学の研究をしているということですからすごいです。

4日は私事ながら母の88歳のお祝いでした。八十八を上から並べると米という字になることから米寿という名前が付いています。いろいろ贈り物を考えていましたら米寿にはベージュ色の衣服をあげるとよい、ということがインターネットに出ていました。早速、ベージュのカーディガンを買って贈り物にしました。

この機会にいろいろ調べてみると緑寿というのがあるそうです。66歳だそうです。最近できたもののようです。まとめてみると大体次のようになります。イメージカラーも添えておきます。

60歳  還暦  赤
66歳  緑寿  緑
70歳  古希  藍
77歳  喜寿  黄
80歳  傘寿  オレンジ
88歳  米寿  ベージュ
90歳  卆寿  紫
99歳  白寿  白
100歳以上  上寿といい毎年お祝いをするそうです。
         イメージカラーは特にありません。

ということで、こじつけやだじゃれの多い長寿の祝いです。3日のお祝いの会に出席していた元某大学教授は80歳の傘寿の方でしたが、ユーモア精神をお持ちの方で、全寿というのがあるぞというのです。幾つですかと聞くと、82だと言います。「八」「十」を上下に書いてさらに十の上下に「二」を加えると「全」だというわけです。この先生はまた2年後にお祝いですね。

平均寿命が延びて老後の生活やしきたりもバラエティーに富んできました。私もその世界に興味が出てきました。

 
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